御礼 / One With Nothing


先日の24日にて展覧会「One With Nothing」の会期、全6日間がお陰さまで無事に終了いたしました。皆様ありがとうございました。

今回はほぼ会場に常駐していた事もあって、お話を聞いたり作品の説明をする機会に非常に恵まれた展覧会になりました。普段は人の前で作品の説明をする時は余計な事を言わない様に気をつけているつもりなので、結局それで口数が少なってしまうのですが、今回は普段よりも大分多めにお話させてもらいました。(普段が少ないのでこれで普通ぐらいに受け取られるかも知れませんが)

自分の様な風景写真を主とする作家にとって一番多い質問が、「人物は撮らないんですか?」になると思うのですが、この人物を撮らない理由について言葉を組立てて行くと、現状の作品の構成だったり、問題点だったり、質問とは別の側面が見えて来たりして、こういう時に展覧会の醍醐味というか充実感を味わえる気がします。現状、自分の写真は良くも悪くも目に見えたものしか撮れていない、その目に見えた情報は全て画面に入れようとする写真です。それに対して人物は目に見える以外の情報がとても多いので、それが人物を撮らない理由の1つかも知れません。しかし最近は、自分のやりたいことをしたいが自分の出来ることしかしたくないにすり替わってきてる部分もあって、それは余り良くないので次回以降の課題ということにしたいと思います。そして、一応補足すると自分にとっての人物を撮った写真は現状こんな感じです。

展覧会の様子をStudio Sea DanceのFacebookページで公開しておりますので、よろしければこちらも御覧ください。
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今後の展示予定は例のごとく未定ですが、次回機会があればもう少し諸々の精度を上げて参りたい所存です。ありがとうございました。